小学校/委員会活動
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体にいい おやつを作ろう!
西田昌子
「おやつ」といえば,スナック菓子にクッキー,チョコレート,おせんべい・・・と,買ったものばかりになりがちな子どもたち。 たまには,手作りのものも食べてほしい。しかし,時間のかかるものは,なかなかできない。 今回は,手軽で・体によくて・楽しくて・見た目がかわいらしくて・おいしい! 「三色だんご」を委員会で作ることにした。 |
【時間】委員会活動 45分間 【対象】委員会児童:4〜6年 (6名)
【準備物】 児童:エプロン,バンダナ(三角巾),マスク
西田:食材(白玉粉,にんじんジュース,抹茶,水,きな粉,三温糖)
調理器具(ボール,なべ,ザル,菜箸,皿,竹串,ふきん,台ふき,キッチンペーパー)
その他(プリント,作り方を書いた紙)
【参考文献】「身近な材料で,簡単,おいしい びっくりおやつ330種」(主婦の友社)
○●○ おもしろ三色だんご ○●○
→三色・・・オレンジ色(にんじん),緑色(抹茶),白色(水) ※白色には,豆腐を使えばよかった・・と反省。
【 作り方 】
1 白玉粉を3つのボールに分けて入れる。
2 1 に,「にんじんジュース」,「抹茶と水」,「水」をそれぞれ加えて,耳たぶくらいの固さにねりまぜる。
3 しっかり捏ねて小さく丸める。
4 鍋でゆでる。(煮立った湯に落として,浮き上がってきたら,冷水にとる。)
5 水分を切り,3つ(三色)ずつ竹串に刺す。
6 皿に,「きな粉」と「砂糖」を混ぜたものを広げておく。
7 5をならべる。
■手順・作り方を書いた紙(カレンダーの裏を活用)を家庭科室の黒板に貼っておく。
委員会開始のチャイム前に,子どもたちが家庭科室へ集まってくる。
早く来た子どもから,身支度・手洗いをさせておく。後から来る子どもは,それを見て,まねをする。
■「3色だんご」なので,6名を2名ずつ3班に分ける。 (どの班が何色を作るか決める)
1 テーブル(3ヵ所)に,食材と調理器具を準備する。
指示:書いてあるものを,それぞれの班で準備しなさい。 |
■作り方を実演しながら説明する。(一つのテーブルの周りに,6名全員を集める。)
説明:1 ボールに白玉粉をそっと入れます。(どば〜っと入れると粉が飛ぶ) 2 にんじん班は,にんじんジュースを入れます。抹茶班は,水と抹茶。白班は水を入れます。 3 初めは菜箸でまぜ,その後,手でこねます。 4 柔らかくなりすぎないように,少しずつ,水やジュースの分量を調節します。 耳たぶくらいの固さにします。 |
2 3班に分かれて調理を始める。
指示:もう一度手を洗ってから,始めなさい。 わからなくなったら,黒板を見ます。(書いて貼っているので,読めばよい。) |
■柔らかくなりすぎないように,見てまわる。(水分が多すぎた班には,予備の白玉粉を足す。)
指示:ボールを持って集合。 |
3 生地をこね,丸める。
説明:1 このように,しっかりこねます。 2 2等分します。(二人でやっているので) 3 細長くします。 4 少しずつとって,丸めていきます。 |
■こね方と丸め方を実演しながら説明する。
指示:やってごらんなさい。 |
☆丸める作業は,とても喜んでやっていた。上手にできていた!
4 鍋の準備をする。
指示:鍋の半分くらいまで水を入れ,火にかけなさい。 |
5 丸めたものを茹でる。
指示:沸騰したら,丸めたものをそっと入れなさい。(勢いよく入れると,お湯がはねて火傷をする。) |
■各班をまわり,やってみせる。
指示:浮いてきたら,冷水にあげなさい。 |
指示:ザルで水分を切ります。 |
6 串にさす。
指示:できたものを真ん中のテーブルに持って来なさい。 |
■3枚の皿に,きな粉と砂糖を混ぜたものを広げておく。
指示:竹串に刺していきなさい。三色の串だんごにしますよ。 |
■いくつかやってみせる。
7 片づけと,試食の準備を同時にしていく。
指示:調理器具を全て洗って片づけなさい。 |
指示:テーブルをふきなさい。 キッチンペーパーを並べなさい。 |
8 試食。「いただきま〜す!」
☆自分たちで作ったものは,やはりおいしい^^ にんじんが苦手な子どもも,喜んで食べていた。
職員室へも持って行った。
残ったものは「おうちの人にお土産!」と言って,キッチンペーパーにくるみビニル袋に入れて持ち帰った。
9 片づけ。
指示:調理器具を洗って片づけます。 ゴミは,前へ持って来なさい。(袋にまとめて職員室のお茶室へ持っていく。家庭科室には残さない) 床のはきそうじ,椅子の片づけまでできたところから終了です。 |
10 感想を書く。
プリント(準備物,作り方を記載。感想を書く覧を設けたもの)を準備しておいたので,それに感想を記入し
翌日提出するようにした。
★「おやつ作り」のことは,掲示物やほけんだよりで他の児童や保護者へも伝えた。
『家で作ってみました』『ほうれんそうジュースでもやってみました』と教えてくれる子どももいた。
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